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tsutau made in MIKAWA のオンラインストア。


■tsutau made in MIKAWAとは

「tsutau」は、ミシンを踏んで半世紀以上のスーパー洋裁おばあちゃん 、きぬこさん(85歳)が伝える、日本のものづくりブランドです。

きぬこさんの、ものづくりに対する思い、知識、技術を次世代に継承し発展させるために、若いママさん達とともに生産活動を行っています。

洋裁に使用するのは三河木綿。インド人が日本で最初に伝えたとされる素材です。
「tsutau」は、次世代に残すべき伝統的な素材、技術、思いをつめこんだ「親子で楽しめる商品」を開発しています。

■ブランド背景

代表の堀山は、理学療法士というリハビリの専門職です。
高齢者と向き合う仕事の中で、高齢者の持つパワーを受け、それを発展させる方法を模索していました。

きぬこさんは、堀山が当時担当していた方の奥様でした。
きぬこさんのご家庭は老老介護で、当時のきぬこさんはご主人の介護に疲弊している様子でした。
聞くところによると、50年以上ご夫婦で洋裁店を営んでいらしたそうです。
ご主人の介護もあり現役を退いてはいるものの、きぬこさんは洋裁における立派な技術者だったのです。

「ぜひ、きぬこさんに洋裁を再開してほしい」
「技術を活かすことで、より豊かな生活を送ってもらえるのではないか」

そんな思いから「tsutau」のものづくりがはじまりました。
現在、活動から1年が経過し、きぬこさんはすっかり職人としての復活を果たしました。
そのことが介護疲れの改善にもつながっているようです。

私たちは、この技術や知恵を多くの人に伝え、次世代に残したいと考えています。
その方法の一つとして、子育てで定職に就きにくいと言われているママさん世代に生産に参加してもらい、
技術や思いを継承するという形ができました。
また、家族みんなで手にとれるような商品を開発することで、
「次世代まで残せるプロダクト」を目指しています。

現在は、きぬこさん、ママさん達、地元のデザイナーをはじめ、
活動に興味を持ってくださった方々の支援のもと「tsutau」が運営されてます。